ママ起業家の年末サバイバル術!家族の協力を得る魔法の言葉

12月に入り、街はキラキラと輝くイルミネーションで彩られ、クリスマスやお正月のワクワク感が高まる季節。でも、起業家や自営業のママにとっては、年末進行の忙しさもピークを迎える、まさに正念場ですよね。

クライアントへの対応、年賀状の作成、確定申告の準備…仕事だけでも山積みなのに、そこに加わる大掃除、おせち料理の準備、子どもの冬休みの対応…。「もう!時間が足りない!」「なんで私ばっかりこんなに忙しいの!?」と、一人で抱え込んでパニック寸前…なんて方もいるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください! すべてを一人で背負い込む必要はありません。家族がいるなら、協力を得るチャンスです!

今回は、年末進行で忙しいママ起業家が、家族の協力をスムーズに引き出し、笑顔で年末を乗り切るためのコミュニケーション方法を、具体的な例を交えながらご紹介します。

目次

家族のチーム力で年末進行を乗り切る!3つの秘訣

年末進行の忙しさを乗り切るためには、「具体的に・ポジティブに・尊重しながら」伝えることが重要です。家族一人ひとりが「自分もチームの一員として貢献できる!」と感じることで、より大きな力を発揮できます。

なぜ「伝え方」が大切なの?

家族に協力をお願いする時、どんな言葉を使っていますか? つい「〇〇やって!」「なんでやってくれないの!?」と、命令口調や非難めいた言葉になってしまっていませんか?

家族だからこそ、つい甘えて感情的に話してしまいがちですが、それではかえって逆効果。人は「命令されている」と感じると、自然と抵抗感を抱いてしまうもの。逆に、「頼りにされている」「自分も大切な役割を担っている」と感じると、意欲的に行動してくれるようになります。

家族の気持ちを尊重しながら、具体的に、そしてポジティブな言葉でお願いすることで、家庭全体がスムーズに動き出し、年末の忙しさも乗り越えやすくなります。

どういう風に伝えればいいの?具体的なNG例とOK例

では、実際にどのような伝え方をすれば、家族は気持ちよく協力してくれるのでしょうか? 具体的な例を挙げて見ていきましょう。

1.子どもに「お手伝い」をお願いする時

  • NG例:「もう!部屋が散らかり放題! 早く片付けなさい!」

頭ごなしに叱ってしまうと、子どもは反発してしまいます。「分かってるけど、後でやる!」と、なかなか行動に移してくれない可能性も。

  • OK例:「お部屋が散らかっていると、ママは仕事に集中できないの。おもちゃを片付けてくれると、すごく助かるな。」

なぜ片付けてほしいのか、理由を伝えることで、子どもはママの状況を理解しやすくなります。さらに、「お願い」の気持ちを込めて伝えることで、子どもも積極的に協力してくれるはずです。

2.パートナーに「家事分担」をお願いする時

  • NG例:「年末の大掃除、いつやるの? そろそろやらないと間に合わないでしょ!」

プレッシャーをかけるような言い方はNG。責められていると感じて、パートナーのモチベーションもダウンしてしまいます。

  • OK例:「年末の大掃除、そろそろ計画を立てたいんだけど、都合のいい日はいつかな? 一緒にできたら嬉しいな!」

相手の都合を尊重し、一緒に計画を立てる姿勢が大切。「いつやるの?」と迫るのではなく、「一緒にできる日」を聞くことで、協力的ムードが高まります。

3.「自分の時間」を確保したい時

  • NG例:(何も言わずに、一人でイライラしながら仕事や家事を続ける)

一人で抱え込んでしまうのは、一番良くないパターン! 家族は、あなたが困っていることに気づいていないかもしれません。

  • OK例:「今週は仕事が山積みで、ちょっと余裕がないの…。もし時間があったら、夕飯の支度を手伝ってくれるとすごく助かる!」

自分の状況を具体的に伝え、困っていることを素直に言葉にしましょう。「もし時間があったら…」と、相手に選択肢を与えることで、協力しやすくなります。

家族みんなで年末を乗り切るためのヒント

  • スケジュールを「見える化」
    家族カレンダーやホワイトボードを活用し、仕事の予定、家事の分担、子どもの予定などを共有しましょう。「見える化」することで、家族みんなが状況を把握しやすくなり、自主的に動いてくれる機会も増えます。
     
  • 子どもにも役割を!
    子どもにも、年齢に合わせたお手伝いを任せましょう。「お皿を並べる」「ゴミを捨てる」など、簡単なタスクでもOK。「ありがとう!助かったよ!」と感謝の言葉を伝えることで、子どものやる気もアップします。
     
  • パートナーとは感謝の言葉と共に
    特にパートナーにお願いをする際は、「いつもありがとう! 今、ちょっと手が回らないから、〇〇してくれると本当に助かる」と、日頃の感謝の気持ちを伝えることで、より協力的な姿勢を引き出せます。
     
  • 完璧主義を手放す
    子どものお手伝いやパートナーの家事は、完璧ではないかもしれません。でも、結果よりも「一緒に取り組む」という過程を大切にしましょう。
     
  • 笑顔で感謝を伝える
    どんな小さなことでも、家族が協力してくれたら、「ありがとう!本当に助かった!」と、感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。感謝の言葉は、家族のモチベーションを高め、より良い関係性を築くための魔法の言葉です。

さいごに

年末の慌ただしさは、ママ起業家にとって大きな負担。でも、家族に上手に協力を得ることで、一人で抱え込むストレスを軽減し、余裕を持って新年を迎えることができます。

今回ご紹介したコミュニケーション術を参考に、ぜひ家族を巻き込み、チーム一丸となって年末を乗り切りましょう!そして、忙しい時期だからこそ、家族との時間を大切に、笑顔で新年を迎えられますように!

渡辺佳菜のメルマガはこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次