「今日もモテる気がする‼️」
そんな言葉を、朝から元気いっぱいに口にしながら学校へ向かう娘。
数日間の出張から戻ったばかりの私をよそに、「すごいね🤣笑笑」と笑顔で返してくる姿を見ていると、本当にたくましいなと感じます。
たとえ寂しい思いをしていたとしても、それを表に出さずに前向きに生きる子どもの純粋さ。
時には、大人である私の方が勇気をもらうこともあります。
今回の記事では、そんな娘とのエピソードを振り返りながら、私自身が子育てで大切にしているポイントを改めて整理してみました。
8歳の娘と語った「未来」の話
昨晩、8歳の娘と「これからの進路(未来)」について話す時間を持ちました。まだ小学生の彼女にとっては、いわゆる受験や就職といった具体的なものではなく、「将来、何がしたいか」「どんな大人になりたいか」といった漠然としたテーマです。
それでも、彼女なりに思いつくことを楽しそうに語る姿はとても眩しく、私もつい引き込まれてしまいます。そこでふと、「○○をやってみたいんだって? できるかな?」と軽く聞いてみると、娘は迷いなくこう答えました。
「私できるから😊」
その言葉には、“自分はできる”という確信が満ち溢れていて、大人の私が忘れかけていた純粋なパワーを感じました。
年齢を重ねるにつれ、「難しそう」「ハードルが高いかも」とネガティブに捉えがちな私たちですが、子どもはそんな先入観とは無縁。
「できると思えば、できるようになる」、そんな力強い信念に刺激をもらいます。
私も母として、心からこう伝えたいのです。
あなたなら必ずできるよ!
本当は私たち大人の方が、もっと素直にそう言ってあげるべきなのかもしれません。
子どもの“できる力”は、周囲の大人の信頼と応援によって、より一層伸びていくのだと感じています。
「勇気づけ」と「弱さの共有」の大切さ
私は、仕事や公務で全国を飛び回ることが多く、どうしても家を空ける時間が長くなりがちです。
娘と触れ合う時間の確保は、常に悩ましいテーマ。
でも、そんな私だからこそ、「時間の長さではなく、どれだけ濃い関係を築けるか」が大事だと思うようになりました。
具体的には、次の2つをいつも意識しています。
- どれだけ〈勇気づけ〉ができたか
- どれだけ弱さを見せ合える関係性であるか
1. どれだけ〈勇気づけ〉ができたか
子どもは日々の生活の中で、小さな葛藤や不安、寂しさを抱えているものです。
出張から帰ってきて「お留守番、どうだった?」と聞くと、「寂しかった」「泣いてしまった」「もっと一緒にいたかった」といった言葉が返ってくることもあります。
そこで大切なのは、「寂しかったのは当たり前だよね」と気持ちを受け止め、そこから「それでもあなたはよく頑張ったね」「自分で乗り切ったなんて本当にすごいね」と勇気づけの言葉を添えること。
子どもが「自分は大丈夫」「自分はできる」と思えるようになる一番の鍵は、親からのポジティブなフィードバックだと実感しています。
2. どれだけ弱さを見せ合える関係性であるか
もう一つ大事にしているのは、「完璧な母親でいる必要はない」ということ。親だからといって、いつでも完璧に振る舞うことなんてできませんし、実際に弱い部分もたくさんあります。
「お母さんも寂しかったよ」「お母さんも心配で寝つけなかったよ」と、素直に自分の弱さを見せることで、子どもも「自分だけじゃないんだ」と安心できるのです。
「弱さを共有する」という行為は、一見、子どもを不安にさせるようにも思えますが、実は正反対。お互いの感情をオープンにすることで、より深い信頼関係が築けると感じています。
子どもの感情を強さに変える
私は「親が近くにいなくて寂しくない子どもなんて、いるわけがない」と考えています。子どもは親の姿が見えないと、やはり心細くなるもの。そこで大切なのは、その感情をどう扱うか、どう前向きに変えていくかという視点です。
- 「寂しかったんだね。よく頑張ったね!」
- 「悲しかったんだね。でも、その気持ちを言ってくれて嬉しいよ。」
こうして感情を受け止めたうえで、「でも、もう大丈夫だよ」とか「お母さんはあなたの味方だよ」と伝え、さらに少しの励ましを加える。それが、子どもにとって大きな安心感となり、やがて心の強さにつながっていくと信じています。
「あなたが大好き」— 親からの想い
娘はまだ8歳。人生はこれからも長く、たくさんの壁にぶつかることがあるでしょう。
それでも、「私できるから」と迷いなく言える強さを持つ娘の成長を、これからもしっかり見守っていきたい。私がそう願うのは、仕事で忙しくとも、やはり母としての想いがあるからです。
お母さんも、あなたが大好きです。いつも本当にありがとう。
短い言葉ですが、どんなに忙しい時でも、どんなに疲れていても、忘れずに伝えたい想いです。
子どもが「自分は愛されている」「大切にされている」と感じられることが、あらゆる困難を乗り越える力になると信じています。

まとめ:親子の絆を深めるために大切にしたい3つのこと
- 子どものネガティブな感情を否定せず、まずは受け止める
「寂しかった」「悲しかった」といった感情は、ごく自然なもの。否定せず、「そうだったんだね」と共感することで、子どもは心を開きやすくなります。 - “勇気づけ”の言葉で自己肯定感を育む
できたことを素直に褒め、「あなたなら大丈夫」「すごいね」「頑張ったね」と、できる限りのポジティブな声かけを。小さな成功体験の積み重ねが、大きな自信につながります。 - 親も弱さを見せることで、子どもが安心できる
「お母さんも寂しかった」「実は不安があった」と、無理に強がらずに伝えることで、子どもは「自分も正直に言っていいんだ」と感じ、より深く心を通わせられます。
実は、ここまでの3つのポイントを意識するだけでは、
子どもの寂しい気持ちが膨らんでしまう可能性をはらんでいるのをご存知でしたか?
「それって、どういうこと?」と気になりますよね。
実は、あと2つの大切なポイントと、“ある理由”については、私のメルマガで詳しくお伝えしています。
↓↓↓