こんにちは。渡辺佳菜です。
私は常々、「この人、すごいなあ」と尊敬する瞬間は、華やかな肩書きや大きな実績よりも、その人がどんな日常を送り、どんな生き方をしているのかが決め手になると思っています。
生き方そのものが、その人の人生観や大切にしている価値観を映し出し、「どんな世界を創りたいのか」を自然と物語ってくれるんですよね。
理想の生き方を体現するご夫妻
そんな私にとって大きな刺激とインスピレーションを与えてくださったのが、ミヒロさんとWAKANAさんご夫妻です。
お二人は「ライフトラベラー」として300日以上も世界を旅し続けるだけでなく、ただ観光するのではなく、旅先に“定住先”を持ち、現地の方々と深いご縁を紡いでいくというユニークなライフスタイルを送っています。
たとえば、出先では観光地巡りよりもその土地ならではの美味しい食事を楽しむことを目的にしたり、広く浅い繋がりよりも、親しい人との深い繋がりを優先したり。
シンプルだけれども、本当に大切にしたいことを明確にしながら、自由で豊かな生き方を実践している姿がとても印象的なんです。
二拠点生活への不安と飛び込み
私が山梨と東京、二つの拠点を持つことに挑戦しようと思ったのは、まさにこのお二人の生き方がきっかけでした。
最初は、不安が次から次へと頭をもたげてきました。家賃のやりくりは本当に大丈夫？ 二つの場所をどう管理すればいい？ そもそも私には身の丈に合わないんじゃないか？
でも、ミヒロさんとWAKANAさんが「自分を大切にする（シャンパンタワーの法則）」という考え方を常に実践している姿を見ていると、「やってみなければわからないし、やってみてダメだったらそのとき考えればいい」と思えるようになりました。
大きな決断ほど怖くなるのは当然ですが、憧れの人たちの背中を見ると不思議と勇気が湧いてくるものですね。
不安を越えた先に広がった世界
実際に二拠点生活を始めてみると、「こんなに心地いいものだったのか！」と驚くことばかりでした。一番の発見は、「生活できた」ことだけでなく、むしろ収入面でプラスの変化があったこと。そして、東京と山梨を気軽に行き来できることで、友人や仲間との繋がりも格段に広がったんです。
オンラインでの交流も便利ですが、リアルに顔を合わせる場があると、お互いの考え方や価値観、そして何よりも「温度」を肌で感じられるのが大きな魅力。また、東京に行くたびに新しい出会いがあって、人と人がつながり合い、気づけば素敵な「集いの場」が自然と生まれていくんですね。
自分と向き合うゆとりが生む気づき
二拠点を持つようになって、一人で過ごす時間や読書に没頭する時間がぐんと増えました。そのおかげで、自分が本当に大切にしたいこと、自分がどんな未来を望んでいるのかを、より深く見つめ直すようになりました。
普段バタバタと忙しく過ごしていると、意外と自分の内面に目を向ける機会が少ないもの。二拠点生活は、そんな私にとって「自分を再確認する場」を与えてくれているんです。
誰と時間を過ごすかが未来を変える
今回の経験を通じて感じたのは、「誰を理想とするか」「誰と、どのような時間を共有するか」ということが、私たちの未来を左右する大きな要素だということです。
自分が行きたい場所、出会いたい人がいるなら、まずはそこに身を置いてみる。実際に行動に移すと、想像していた以上に不安よりも「できた！」という喜びが勝ってくるんですよね。
たとえ小さな一歩でも、踏み出してみると「意外といけるかも」「やってみたら楽しかった！」という実感が積み重なって、自己決定力や経験値がぐんぐん伸びていきます。
こうして積み上げた「できた！」の感覚は、次のチャレンジを後押ししてくれる大きなエネルギーになるんです。
出会いと学びに感謝を込めて
もし今、新しいことに挑戦してみたいと思いつつ、不安が先に立ってしまう方がいるなら、ぜひ尊敬する人の生き方をモデルにしてみてください。
憧れる人、共感できる人がそばにいると、「やってみよう」という気持ちが自然と湧き上がってくるはずです。
私自身、ミヒロさんとWAKANAさんとの出会いがなければ、二拠点生活の夢を実現することは難しかったでしょう。その意味でも、お二人の存在は私にとって大きな転機をもたらしてくれました。
何より、お二人と出会えた奇跡に、心から「ありがとうございます」という気持ちでいっぱいです。
未来は自分で描ける！
私たちは、誰と一緒に過ごすか、どこに身を置くか、どんな生き方を選ぶかを自由に決めることができます。そこに勇気を持って飛び込んだとき、自分の可能性がどれほど広がるのかを、私は二拠点生活の経験を通じて思い知りました。
これからも、人生のなかで「どう生きたいのか」を問い続け、自分自身がしっくりとくる選択を重ねながら、心豊かな未来を創り上げていきたいと思います。
あなたもぜひ、憧れの人の生き方に触れてみてください。不安の先には、きっと新しい景色が広がっています。
あなたの「やってみよう！」が、次のステージの扉を開けてくれると信じています。
