第3回のテーマは境界線(バウンダリー)
前回までの講座で、私たちは「自己表現」と「傾聴・共感」の大切さを学んできました。
自分の想いを伝え、相手の想いを受け止める――
それによって生まれる安心感は、コミュニケーションを円滑にする大きなポイントです。
しかし、ここで一つ疑問がわきます。
「相手を尊重したいけど、自分の境界線はどう守ればいいの?」
「相手の事情に合わせすぎると、私が疲れてしまうのでは?」
そこで今回、第3回講座で取り上げたのが“境界線(バウンダリー)”というテーマ。
相手との距離感を適切に保ちながら、自分も相手も尊重できる方法を探っていきます。
この「境界線」の概念を踏まえると、前回までに学んだ「自己表現」「傾聴と共感」がさらに深いレベルで活かせるようになるんです。
本記事(前編)では、受講生3名のリアルな体験談を通じて、境界線を意識することで見えてきた新しい気づきや変化を紹介します。
さっそく、心に響いたエピソードをシェアしていきましょう。
てじま めぐみさん
【伏線回収されてゆく、、、】
相互尊重コミュニケーション
第3講義《境界線(バウンダリー)》
あなたとわたしの境界線
見えているかな??
自分にとって心地よい境界線
お相手にとって心地よい境界線
どちらかだけを重んじすぎても
バランスが崩れてしまう
お互いにとって
心地のよい境界線を築く為には?
やっぱり「伝え合うこと」なんですよね
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第一講義 自己表現
第二講義 傾聴と共感
第三講義 境界線
\\
このループ全てが繋がって
「だからかぁぁあ‼️」と
一気に伏線回収されて
改めて相互尊重コミュニケーション
無限大の可能性に感動した瞬間でした✨✨
ワークを通して
仲間たちとたくさんシェアし合い
多くの気づきと
新たな視野を知る
安心安全な癒しと浄化の時間でした🪽✨
皆さま
ありがとうございました🩷🩷
▼渡辺佳菜のコメント
めぐみさんにとって、境界線がまさに“ピースが揃った瞬間”をもたらしたのだと思います。
この講座では、“自分らしく表現する”+“相手を尊重して聴く”+“適度な距離を意識する”という3つの要素が回を重ねるごとに連動するんです。
「だからこそ、相互尊重がこんなに楽しくなる!」と気づいていただけたのは嬉しいですね。
あべ ちはるさん
【いつまで勝ちにこだわるの?】
先日受講した
渡辺佳菜さんの
「相互尊重コミュニケーション」講座。
冒頭から出た言葉、
「嫌いに嫌いで返さない」
ガツーンと頭を打たれました。
生まれてこの方
「目には目を歯には歯を」を
信条としてきた私(笑)
「嫌い」というエネルギーを
渡されたら、
全力の「大嫌い」のエネルギーを
お返ししていました。
でもね、
佳菜さんに
「勝ちたいと思ってない?
勝ち負けにこだわってたらダメだよ」って
言われたんです。
この勝ち負け問題、
以前にも指摘されたことが
ありまして😓
どーして私はこんなにも
なぜ勝ちたいのかを
考えました。
その結果
「勝たないと自分の価値を
認めてもらえない」って
思ってるからなのではないかと。
そもそも何が勝ちなのかも
わからないのに
なぜそこにこだわる(笑)
とは思えるのだけれど。
相互尊重コミュニケーションは
3つの原則からなっていて、
その1番目が自己表現。
そのまた1番が
respect(尊重)。
「自分なら大丈夫」
そう思えることに、
やっぱり繋がってくるんだなぁ。
奥が深いわ。
相互尊重コミュニケーション。
今まで、
「自分不器用なんで」と言い訳して
直球ばかり投げてきたけど、
ちゃっかり変化球が
投げられるように練習中です✨
▼渡辺佳菜のコメント
目には目を歯には歯をが信条🤣🤣🤣もう最高だよ!ちはるさん!!
「嫌い」を返すのではなく、境界線を引きつつも相手を排除しない関わり方。
それが相互尊重コミュニケーションのポイントです。
ちはるさんのように「どうして勝たなきゃいけないと思ってたんだろう?」と気づく瞬間は大きいですよね。
相手の言動に振り回されず、自分の軸を大切にしながら関係を築けるようになると、コミュニケーションがぐっと楽になります。
木田 春美さん
【相互尊重コミュニケーション】
毎月1日は、仕事柄、休むことが難しく、リアルタイムで受講できるかなぁ?どうかなぁ??
と思っていた日程の昨日の講義
なんと❗️
業務カレンダーは会社休日となり、誰にも後ろめたさを感じずに休める日❗️
これは呼ばれてるなぁ🤣🤣と思って、受講した昨日
「あんたマジ嫌い😡」
そんな感情を丸出しで接してくる相手と、
あなたならどう接しますか?
私は、「あぁ〜この人私のこと嫌いなんだなぁ」って感じ取って、付かず離れず…
どころか、できるだけ接点を持たないように、距離を取ります🤣🤣
ところが、渡辺佳菜さんは違いました‼️
私の価値観、行動には全くなかった発想に、
おぉぉぉぉ〜💕と衝撃波を、まずはズドンと一発🤣
そして…
私の中で、長い間、心に引っかかってた親友との苦い記憶、言語化せずに押し込めた感情
それゆえ現在も、人との距離感が難しく、コミュニケーションや思考にも影響が出るほどに、
拗らせてた記憶を開示させていただいて
佳菜さんに、言っていただいた言葉に涙、涙💦
ご一緒させていただいた皆様の大事な時間を使わせていただいてるのに、
じっと待っててくださった受講生の皆様の優しさにも涙、涙💦
30年以上の時を経て、やっと成仏させる糸口に出会いました💕
同時に私自身の語彙力の無さに、気づいた瞬間でした🤣🤣
昨日の気づきはとても大きく、1周回って、全ての講義が輪となって繋がり、
ストンと腹に落ちた日
人とのコミュニケーションって楽しいかも🥰と感じた記念すべき1日となりました💖
渡辺 佳菜さん
ご一緒させていただいた皆さま
本当にありがとうございました😊
▼渡辺佳菜のコメント
相手から“ネガティブな感情”をぶつけられたときこそ、境界線の意識が生きます。
「嫌悪感をそのまま受け取らず、どう距離をとって話を聴くか?」
木田さんが見事に新しい視点を得られたこと、私もとても嬉しいです。
コミュニケーションが「楽しい」と思えるようになるのは大きな変化ですね!
今回のまとめ
第3回のテーマ「境界線(バウンダリー)」が、多くの受講生に「そうだったのか!」という伏線回収をもたらしたのが印象的でした。
自分を守りながらも相手を排除せず、尊重する方法を知ると、過去の苦い記憶が自然とほどけたり、“勝ち負け”へのこだわりが消えていったりと、みなさんの心が次々と解放されていく様子が伝わってきます。
境界線は、これまで学んできた「自己表現」「傾聴と共感」とセットで活かすと、さらにパワフルに働くのが特徴です。
苦手意識やトラウマを抱えている人こそ、ここで大きなブレイクスルーを感じられるかもしれません。
次回予告
この3名の体験談を読んで、「なるほど、境界線って奥が深い!」と感じた方も多いのではないでしょうか。
次回のレポート(中編)では、また別の2名の受講生がどんな気づきを得たのかをご紹介します。
境界線の学びが、日々のコミュニケーションをどのように変えていくのか――ぜひお楽しみに!